Debian 13 (trixie) のインストール

Debian Logo Tech

Debian 13 (trixie) がリリースされて、13.1 の ISO も出てきたのでそろそろインストールしてみるかということで開発環境をつくり始めた。
なぜ trixie かというと、KDE Plasma のそこそこ新しいのを使った環境で作業してみたかったから。bookworm でもいろいろと面倒だったりしたけど、そろそろサクッと入るようになっているのではと期待していた。

しかし、インストーラで日本語系を選択してインストールしてみたものの日本語入力がダメダメである。これ、gnome 環境でもダメなのかな。昔の Debian だったらリリースされていないんじゃないのって感じ。
とは言っても、他はうまく動いているみたいな話も聞いたので、ちょっと環境を整備してみよう。

インストール

ISO を USB に焼いて、USB から起動してインストール。日本語系がダメだったので数回インストールし直したんだけど、キーボード選択の画面がスキップされたことが数回あった。インストールが完了して再起動すると英語キーボードになっている。インストーラで「あれ?」と思ったのはそのくらいか。

tasksel の部分で gnome を外して KDE Plasma を入れる。

とりあえず

とりあえず sudo できるようにする。su – して /etc/group を編集。sudo グループに自分を追加してログインし直す。

日本語入力

まず fcitx5 と mozc を入れる。

apt install -y fcitx5 fcitx5-mozc fcitx5-configtool im-config

apt が fcitx5-configtool じゃなくて fcitx5-config-qt だよねと、そっちを入れてくれた。

まだ世の中では im-config を使うのか使わないのかははっきりしていないような感じを受けた。一旦 im-config -n fcitx5 してみたが、どうもうまく行かない感じなので im-config で起動して GUI を開いて、do not activate any IM from im-config and use desktop default を選択してやった。

あと、~/.bashrc に XMODIFIERS=@im=fcitx を追加した。GTK_IM_MODULE と QT_IM_MODULE、SDL_IM_MODULE は定義しないでおいた。

KDE システム設定>キーボード>キーボードでモデルが 104 になっていたので 105 にしたのと、レイアウトが英語になっているのを日本語に変更した。
KDE システム設定>キーボード>仮想キーボードは Fcitx5 を選選択。Fcitx5 Wayland ランチャー(実験的)ではない。
再起動(ログインし直し)で、タスクトレイ(?)にキーボードが表示されていると思うので、右クリックでインプットメソッドを設定を選択。表示された Fcitx の設定でキーボード – 日本語を追加してキーボード- 英語を削除。

あとインプットメソッドの切り替えとかのキーアサインを変更してできあがり。

マウス・キーボード

マウスホイールをナチュラルにする。KDE システム設定>マウスとタッチパッド>マウスを開き、そこにあるデバイスを自分のマウスにして、スクロールの「スクロール方向を反転」をオンにする。

キーボードの Caps Lock を Ctrl にする。KDE システム設定>キーボード>キーボードを選択して、ウインドウ右上のキーバインディングをクリック。キーボードオプションを設定をオンにして、Ctrl position の Caps Lock を Ctrl として扱うをオンにする。

ホームディレクトリの諸々ディレクトリ名を日本語に

LANG=C xdg-user-dirs-update --force

を実行してログインし直し。日本語ディレクトリの中にあるものを移動してから削除。

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