Ubuntu 20.04 の日本語 Remix を使って環境整備。
前提としては、
- 実環境と VM 環境双方で同じように使えるようにする
- Mac の環境があるので UID と GID を 501 にする
あたりがある。UID/GID を 501 にするので、インストール時に作成するユーザを管理ユーザとして、その後に一般ユーザ(と言っても sudo はできるようにするが)をつくる。
インストール
インストール時に、「アップデートをダウンロードする」のと「プロプライエタリなソフトウェアもインストールする」にチェックを入れる。LVM は使っても使わなくても。
インストール時に作成するユーザは管理者っぽい名前にしている(意味はない)。
インストール完了後
インストール時に設定したユーザでログイン。端末(ターミナル)を起動して /etc/login.defs を編集、system uid/gid の最大値を調整する。
#
# Min/max values for automatic uid selection in useradd
#
UID_MIN 500
UID_MAX 60000
# System accounts
SYS_UID_MIN 100
SYS_UID_MAX 499
#
# Min/max values for automatic gid selection in groupadd
#
GID_MIN 500
GID_MAX 60000
# System accounts
SYS_GID_MIN 100
SYS_GID_MAX 499
こんな感じ。
20.04 から uid/gid が 999 な systemd-coredump とかいうユーザがあるので、これの uid/gid を調整。find で uid または gid が 999 なファイルを探したが無かったので、サクっと変更する。実際は /etc/passwd と /etc/group を修正する。/etc/passwd は vipw で編集。
一般ユーザを作成する。sudo adduser hoge --uid 501
で作成。
作成したユーザの調整。インストール時に作成したユーザと同じグループに入れる。/etc/group を編集。
ssh:x:118:
netdev:x:119:
lpadmin:x:120:myadmin
avahi:x:121:
scanner:x:122:saned
こんなのを、
ssh:x:118:
netdev:x:119:
lpadmin:x:120:myadmin,hoge
avahi:x:121:
scanner:x:122:saned
こんな感じに。vi で :%s/myadmin/myadmin,hoge/g
で全置換。ただし、
myadmin:x:1000:
が
myadmin,hoge:x:1000:
になるので、この行は手作業で戻してやる。
以降の作業は、作成したユーザでおこなう。
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