高橋名人のポッドキャスト

昔使っていたブログを確認していたら、高橋名人のポッドキャストという記事が出てきた。2006 年の 7 月に書いていた。

最近は「高橋名人って誰?」という人も多いと思うけど、自分の世代(60 に手が届くくらいの世代)では相当有名な人。Wikipedia を読んでみて新たに分かったことは琴似の人だったことくらい。以前に読んだ本で、初めて使ったパソコン(当時の呼び方ならマイコン)が MZ-80B とかは知っていた。

で、昔使っていたブログで、高橋名人がポッドキャストを始めたという記事を書いていたんだけれど、株式会社ジャパンエフエムネットワークという会社(TOKYO FM 系)のサイトでやっていた。で、最近 PodCast って聴かないなと思った。以前は興味のあるのをいくつか聴いていたけど、無くなったり興味をなくしたりで聴かなくなった。音楽は相変わらず無ければ困る感じで、取り込んだ CD を聴いたりストリーミングサービスを聴いたりしている。

当時はちょうど YouTube がリリースされた頃で、日本語の面白いものとか無かった。1~2 年後あたりから、面白いのが出てきたんじゃないかな。面白くないものが大半だったが、素人がつくった面白いものを探したり、噂を聞いたりして観てみたり。内容が面白いかどうかってのが当時から大事なところで、レビュー動画ならば、あることにハマっている視点でレビューしているのが楽しかったり、なにかをつくってみたり弾いてみたりするのでも、面白いものはその人の視点ってのを感じれるのが楽しかった。

最近の YouTube は、プロのものはつまらないので置いといて、レビュー記事にしても「お前、競合製品をまともに使ったことないだろう!?」みたいなのばかりで、メーカーも安易に素人に広告記事を発注しすぎでおもしろいものはほんの一握り。弾いてみたみたいなのでも、「いや、『弾いてみた』を観たいんで、女の子を観たいのではない」みたいなのが多い。

で、ちょっと調べてみるとあの会社が絡んでいるんだよね、うーむ、困ったものだ。YouTube の上で仕事をしている割には、その場(その世界)を壊しているだけのようにも思える。おそらく彼らは「これからこんな世界になっていくんだ」と言うのだろうけど、風景の良い観光地が乱開発でボロボロになっていくのと同じ感じがしている。

今、興味を持って観ているのは、あるものに興味を持って文を書いている人が、同じものに興味を持って曲を書いている人や動画をつくっている人などに声をかけて、一つの作品をつくっているようなもの(いわゆる 2 次創作ってやつか?)。またあの会社とかが出てきて「私たちがクリエーターに声をかけて…」とかやりはじめているけど、またつまらないものを量産し始めるんだろうなと思うと悲しくなってくる。あの会社のように、量産しないと自分たちが成り立たないってのが出張ると、どうしょうもなくなるしかない。

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